NDロードスターの魅力を徹底解説! 〜150万円で手に入れた人生最高の相棒〜〜一部カスタムのTE37ホイールとREALシフトノブでさらに輝く魅力〜

Posted by いそぎんちゃく on 2024/12/17

序章:150万円で出会った2015年式NDロードスター

2023年7月、私は2015年式の「NDロードスター」を150万円で購入しました。それは人生の中でも特別な瞬間でした。普段は実用性や価格で選びがちなクルマ選び。しかし、NDロードスターに関しては違いました。走る楽しさ、乗る喜び、そしてこの車が持つ圧倒的な「スタイル」が私の心を掴んだのです。

NDロードスターは、2015年にマツダから発売された「人馬一体」のコンセプトを持つライトウェイトスポーツカーです。その流麗なデザインと驚異的な走りの楽しさから、多くのクルマ好きに愛され続けている1台です。そして、今回手に入れたのは、その初期モデルである2015年式。走行距離はそれなりに伸びていたものの、ボディ状態やエンジンの調子は良好でした。

さらに、私は手に入れたNDロードスターに「TE37ホイール」と「REAL製アルミシフトノブ」という2つのカスタムを施しました。このカスタムにより、車の見た目と操作感が格段に向上し、まさに「自分だけの1台」へと生まれ変わりました。

本記事では、NDロードスターの魅力を余すことなく語り尽くします。デザイン、走行性能、カスタムの楽しさ、日常使いの実用性まで、あらゆる視点からこの車の素晴らしさをお伝えします。

工場夜景とロードスター

第1章:NDロードスターの魅力的なデザイン


1-1. ひと目で惚れる流麗なエクステリア

NDロードスターの最大の魅力の1つが、その「美しいデザイン」です。2015年に登場したND型は、それまでのロードスター(NA、NB、NC型)とは一線を画す流麗なスタイリングで、クルマ好きの間で大きな話題となりました。

・フロントデザインの魅力

フロントフェイスは鋭い目つきのヘッドライトと大きく広がるグリルが特徴的です。鋭く引き締まったラインが、まるで猛禽類のような「力強さ」と「美しさ」を兼ね備えています。駐車場に停めて遠くから眺めるだけで、「このクルマを選んで良かった」と毎回思わされます。

・サイドビューの美しいシルエット

サイドから見ると、NDロードスターのデザインはさらに際立ちます。低いボンネットとコンパクトなキャビン、そして後方にかけて滑らかに流れるフォルムは、まさに「美しさの塊」です。これはマツダのデザイン哲学「魂動デザイン」の真骨頂とも言えるでしょう。

また、カスタムした「TE37ホイール」がその美しさにさらなるアクセントを加えています。TE37は、鍛造ホイールとして非常に有名で、シンプルながらもスポーティなデザインが特徴です。純正ホイールも悪くありませんが、TE37に交換することで、NDロードスターのスポーツカーらしい雰囲気が一段と引き立ちました。

・リアデザインのポイント

リアデザインも、NDロードスターの美しさを象徴する部分です。丸型のテールランプとコンパクトなリアバンパーが、シンプルながらもスポーティな印象を与えています。後続車から見ると、NDロードスターの後ろ姿は「走る楽しさ」を感じさせるものがあります。

芝浦PAとロードスター

1-2. インテリアの「人馬一体」空間

NDロードスターのインテリアは、ドライバーが運転に集中できるように設計されています。これが「人馬一体」のコンセプトを実現するためのマツダのこだわりです。

・コックピットの魅力

ドライビングシートに座ると、自然に手が届く場所にステアリング、シフトレバー、ペダルが配置されています。この「自然な操作感」が、NDロードスターの運転のしやすさと楽しさを支えています。

さらに、私は純正シフトノブを「REAL製アルミシフトノブ」に交換しました。アルミ素材特有の質感と重量感がシフト操作に心地よさを加え、運転の楽しさが倍増しました。手に触れる部分だからこそ、こうしたカスタムは大きな満足感をもたらします。

・シートの快適性とホールド感

ロードスターは2シーターのスポーツカーですが、シートは驚くほど快適です。適度なホールド感があり、コーナリング時も体がしっかりと支えられるため、運転に集中できます。長距離ドライブでも疲れにくく、実用性も兼ね備えている点が魅力です。

・オープンカーとしての解放感

NDロードスターの最大の特徴である「オープンカー」としての楽しさも見逃せません。幌を開ければ、青空が広がり、風を感じながらのドライブが楽しめます。特に春や秋の爽やかな季節には、オープンエアで走ることが日常のストレスを吹き飛ばしてくれます。

タイヤ2本とロードスター

1-3. NDロードスターのデザインが持つ「所有する喜び」

クルマは単なる移動手段ではなく、「所有する喜び」を感じさせてくれるものです。NDロードスターは、まさにその「喜び」を存分に味わえる1台です。

・洗車や手入れの楽しさ

美しいボディラインを維持するために、定期的に洗車やワックスがけをする時間も楽しいものです。自分の手で磨き上げたNDロードスターが輝く姿を見ると、愛着がさらに増します。

・周囲の視線を集めるデザイン

NDロードスターはコンパクトなサイズながら、存在感抜群のデザインです。信号待ちや駐車場で他のドライバーや歩行者から注目されることも少なくありません。「カッコいい車ですね!」と声をかけられることもあり、オーナーとしての誇らしさを感じます。

ロードスターとロードスター

第2章:NDロードスターの走行性能と運転の楽しさ


2-1. 「人馬一体」を実感するハンドリング性能

NDロードスターの最大の魅力は「人馬一体」という言葉に尽きます。車とドライバーが一体となるような感覚は、他のクルマでは味わえないものです。これはマツダが徹底的に追求した「軽量・コンパクト・バランス」の賜物です。

  1. 990kgという驚異の軽さ

NDロードスターの重量は、わずか約990kgです。現代のクルマは安全基準や快適装備の追加により、年々重くなっていますが、ロードスターは「軽量化」を最優先して設計されました。

この軽さが何をもたらすのか。それは、「走りの軽快さ」と「ダイレクトな操作感」です。ステアリングを切ると、意のままにクルマが反応し、まるで自分の手足が伸びたような感覚になります。これこそが「人馬一体」の真髄です。

NDロードスターはFR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトを採用しています。エンジンが前方に搭載され、後輪で駆動することで、理想的な重量バランスが実現されています。

特徴:
コーナリング時には車体が自然にロールし、タイヤが路面をしっかりと捉えている感覚が伝わってきます。運転者がステアリングを切った分だけ、正確に反応してくれるため、ワインディングロードではまるで「曲がること自体が楽しい」と感じるほどです。

TE37ホイールの効果:
私がカスタムしたTE37ホイールは、軽量かつ高剛性なホイールであり、ハンドリング性能に好影響を与えます。バネ下重量の軽減により、足回りの動きがさらにシャープになり、コーナーでの安定感が増しました。

  1. リニアなアクセルレスポンス

NDロードスターのエンジンは1.5L直列4気筒の「SKYACTIV-G」エンジンです。パワー自体は控えめ(131馬力)ですが、アクセルを踏んだ瞬間に軽快に回るエンジン特性が、スポーツカーとしての楽しさを際立たせています。

特徴:
高回転まで滑らかに回るエンジンと、軽量な車体が相まって、加速感が非常に気持ちいいのです。街中でも十分に楽しめますし、高速道路では軽快に追い越しができるトルク感を感じます。

サロマ湖とロードスター

2-2. オープンドライブが生み出す特別な体験

NDロードスターは「オープンカー」であることが最大の特徴の1つです。屋根を開けることで得られる解放感と、自然との一体感は他のクルマにはない魅力です。

  1. 季節ごとの楽しみ方

春: 桜並木の下をオープンにして走ると、風とともに花びらが舞い込み、まるで映画のワンシーンのような体験ができます。

夏: 早朝や夜の涼しい時間帯に走れば、夏特有の湿気や暑さを忘れることができます。

秋: 紅葉シーズンには、山道をオープンにして走ると、色づいた木々のトンネルをくぐるような感覚を味わえます。

冬: シートヒーターとエアコンを併用すれば、寒い季節でも快適にオープン走行が楽しめます。夜の星空を見上げながらのドライブは、まさに贅沢な時間です。

  1. 音と風を感じる喜び

オープンカーならではの「風の音」「エンジン音」「周囲の自然音」が、ドライビング体験をさらに特別なものにしてくれます。

エンジン音:
アクセルを踏み込むと聞こえてくる、エンジンの軽やかなサウンドが心地よいBGMになります。

風の音:
高速道路では風切り音が大きくなりますが、それもまた「オープンカーらしさ」として楽しめるポイントです。

ロードスターとロードスター

2-3. 日常使いでも光る走行性能

NDロードスターはスポーツカーでありながら、日常使いでも非常に優れた性能を発揮します。通勤や買い物、休日のドライブなど、さまざまなシーンで使えるのも大きな魅力です。

  1. 街中での取り回しの良さ

NDロードスターは全長3,915mm、全幅1,735mmというコンパクトなサイズです。狭い道や駐車場でもスムーズに取り回せるため、日常の運転でもストレスがありません。

具体例:
スーパーの駐車場や、都心の狭い路地でも問題なく運転できるため、日常の足としても非常に便利です。

  1. 燃費性能の良さ

スポーツカーというと「燃費が悪い」というイメージがありますが、NDロードスターは非常に経済的です。

燃費データ:
実際の街乗りで15〜17km/L、高速道路では20km/L以上の燃費を叩き出すこともあります。

理由:
軽量な車体と効率の良い「SKYACTIV-Gエンジン」により、無駄なく燃料を使う設計になっています。

  1. 長距離ドライブの快適性

NDロードスターは2シーターですが、長距離ドライブでも疲れにくい設計がされています。

シートの快適性:
適度な硬さとホールド感のあるシートは、長時間座っていても疲れにくいです。

低いロードノイズ:
オープンカーながら、幌を閉じると驚くほど静かになるため、車内での会話や音楽も楽しめます。

150,000km走ったロードスター

第3章:NDロードスターのカスタムの楽しさ

スポーツカー好きの中には「純正のまま乗る派」と「カスタムして自分らしい一台に仕上げる派」がいます。NDロードスターはそのどちらも楽しめるクルマですが、カスタムによって「さらに輝く個性」を手に入れることができます。


3-1. TE37ホイールで劇的に変わる外観と性能

私が手を入れた最初のカスタムが「TE37ホイール」への交換でした。これはNDロードスターの軽快な走りを支えるだけでなく、見た目にも大きなインパクトを与えました。

  1. TE37ホイールの魅力

TE37はRAYS社製の鍛造ホイールで、スポーツカー乗りの間では絶大な人気を誇るアイテムです。

軽量かつ高剛性:
TE37は鍛造技術によって非常に軽量に仕上がっており、バネ下重量(タイヤやホイールの重量)を大幅に軽減します。これにより、ハンドリング性能が向上し、コーナリングがさらに楽しくなりました。

スポーティなデザイン:
シンプルで無駄のない6本スポークのデザインがNDロードスターの美しいシルエットに完璧にマッチします。遠目からでも「ただ者ではない雰囲気」を醸し出します。

選んだ理由:
NDロードスターの軽快さを損なわないホイールを探していたところ、TE37のデザインと性能が最も適していると感じたからです。

メルヘンの丘とロードスター

3-2. REAL製シフトノブで操作感が劇的に向上

シフト操作はスポーツカーにおいて「楽しさの鍵を握る部分」です。そこで、純正シフトノブから「REAL製アルミシフトノブ」に交換しました。

  1. REAL製シフトノブの特徴

アルミ素材の質感:
冷たい金属の感触が手にしっくりと馴染み、運転中の気持ちを高揚させてくれます。

重量感と操作性:
純正シフトノブよりも少し重みがあるため、シフトチェンジが非常にスムーズで気持ちいい。操作のたびに「カチッ」と決まる感覚がクセになります。

視覚的なアクセント:
内装のアクセントとしても美しく、運転席に座るたびに「カスタムして良かった」と感じるアイテムです。

羅臼とロードスター

3-3. オープンエアを彩るちょっとしたアクセサリー

オープンカーの魅力を最大限に楽しむため、いくつかの小物を追加しました。

サンシェード付きサングラス:
オープンドライブでは日差しが直接目に入ることがありますが、サングラス1つで快適さが段違いに変わります。

スマホホルダー:
カーナビ代わりにスマホを使用するため、視認性が高く操作しやすいホルダーを設置。運転中のストレスが激減しました。

ウィンドディフレクター:
オープン時の風の巻き込みを抑えるためのアイテムです。これを付けることで、高速道路でも快適にオープン走行が楽しめるようになりました。

佐渡とロードスター

第4章:NDロードスターの維持費と実用性

スポーツカーに乗る上で気になるのが「維持費」や「実用性」です。しかし、NDロードスターはその心配を大きく払拭してくれるクルマです。


4-1. 維持費の驚くべき安さ

スポーツカーというと「維持費が高い」というイメージを持たれがちですが、NDロードスターは非常に経済的です。

  1. 燃費性能

街乗り: 約15〜17km/L

高速道路: 約20km/L

私自身、ロングドライブで満タンの燃料で700km近く走れたこともありました。軽量な車体と高効率なSKYACTIVエンジンが燃費の良さを支えています。

  1. 税金や保険料

排気量が1.5Lと小さいため、自動車税も比較的安く済みます。

任意保険も一般的なクルマと同じくらいの金額で収まるケースが多いです。

  1. メンテナンスコスト

部品が比較的安く、故障のリスクも低いことから、日常のメンテナンス費用も抑えられます。

消耗品交換(オイル交換やブレーキパッド交換)も高額にはなりにくいです。

Zとロードスター

4-2. 実用性も意外に高い

「2シーターで実用性はどうなの?」という疑問を持つ方も多いですが、NDロードスターは日常生活でも十分に使えるクルマです。

  1. コンパクトなボディで取り回し抜群

全長3,915mm、全幅1,735mmというサイズは、都市部の狭い道や駐車場でもストレスなく扱えます。

  1. トランクスペース

トランク容量は約130Lで、見た目以上に荷物が入ります。
例:

旅行用キャリーケース1つ+リュックサック。

スーパーでのまとめ買いの荷物も問題なく収まります。

  1. 長距離ドライブも快適

シートのホールド感が高いため、長時間の運転でも疲れにくい設計です。

幌を閉めれば静粛性も高く、快適に高速道路を走ることができます。

ぶつけられたロードスター

4-3. オーナーライフの豊かさ

NDロードスターに乗ることで、日常が少し特別なものに変わります。

  1. ドライブが趣味になる

休日に目的もなくワインディングロードを走るだけで、日々のストレスがリセットされる感覚があります。「走ることそのものが楽しい」と感じさせてくれるのがNDロードスターです。

  1. カーイベントや仲間との交流

NDロードスターはオーナーコミュニティが非常に活発です。オフ会やツーリングに参加すれば、ロードスター仲間と情報交換したり、素晴らしい景色を共有することができます。

  1. 所有する喜び

洗車をしてボディをピカピカに仕上げた瞬間や、遠くから愛車を眺めたとき、「このクルマを手に入れてよかった」と心から思えます。日常にちょっとした贅沢が加わる感覚です。

ロードスターとロードスター

まとめ:NDロードスターは人生を豊かにする1台

NDロードスターは、走る楽しさ、カスタムの楽しさ、そして日常使いの実用性を兼ね備えたライトウェイトスポーツカーです。「人馬一体」という言葉が示す通り、ドライバーとクルマが一体となる喜びを感じられる1台です。


最後までお読みいただきありがとうございました。NDロードスターは単なる移動手段ではなく、人生のパートナーとも言えるクルマです。この記事がNDロードスターの魅力を知るきっかけになれば幸いです。

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