神戸港から九州へ――旅の記録

Posted by いそぎんちゃく on 2025/10/19

はじめに

日常から離れ、九州の豊かな自然やグルメを満喫する2泊3日の旅に出発しました。初日は神戸港からフェリー「さんふらわあ」に乗り、大分港へ向かい、糸島市の美しい景観と名所を巡ります。そして、福岡市博多で締めくくる充実した1日となりました。フェリーでの船旅から始まり、九州の自然と美食を楽しむこの日を振り返ります。

神戸港からの船旅:夜のさんふらわあフェリー

旅のスタート地点は神戸港の「さんふらわあフェリーターミナル」。19時の出港を前に、少し早めに到着して乗船手続きを済ませました。大きなフェリーはどこか特別なワクワク感を与えてくれます。

乗船後、最初に向かったのは展望デッキ。夜の神戸の夜景が広がり、きらめく街の灯りが旅の期待感を高めてくれました。その後、船内の食堂で軽く夕食を済ませ、客室でのんびり。船の揺れを感じながら、ベッドで旅の計画を再確認し、静かな海の上で眠りにつきました。

大分行くのフェリーに乗船



大分港に到着、朝の九州へ

翌朝6時半、大分港に到着。目覚めたときにはもう九州の地が目の前に広がっていました。さわやかな朝の空気の中、車で出発。糸島市までは約2時間半のドライブです。車窓から見える風景が徐々に変わり、糸島の自然豊かなエリアに近づくにつれて旅の高揚感が増していきます。



白糸の滝:涼やかな癒しのひととき

午前中、まず訪れたのは糸島市の「白糸の滝」。糸島エリアを代表する観光スポットの一つで、夏には多くの観光客が訪れますが、朝の時間帯だったため、人も少なく静か。滝壺に落ちる水しぶきが心地よく、周囲の緑と滝の音が非日常感を引き立てます。

滝へ続く小道を歩きながら、途中にある地元特産品のお店で手作りの梅干しを購入しました。滝を眺めながらしばらく癒しの時間を過ごし、次の目的地へ向かいます。

白糸の滝


昼食:手打蕎麦「すみくら」で糸島の味を堪能

昼食は糸島の名店、手打蕎麦「すみくら」で。古民家を改装した趣のある店内は、自然に囲まれた静かな雰囲気が漂い、旅の疲れを癒してくれます。注文したのは「ざるそば」と「天ぷらの盛り合わせ」。コシのある蕎麦と地元野菜の天ぷらは絶品で、糸島の豊かな食文化を感じられる一品でした。

蕎麦を堪能した後は、糸島の自然と景観を巡るドライブがスタートです。


姉子の浜:鳴き砂の絶景スポット

食後に向かったのは「姉子の浜」。ここは日本でも数少ない「鳴き砂」の浜辺として知られています。裸足で砂を踏みしめると、キュッキュッと音が鳴り、子どもの頃のような無邪気な気持ちになれる場所です。海の透明度も高く、どこか懐かしい雰囲気を感じられるスポットでした。

姉子の浜とめんべい


二見ヶ浦:夫婦岩と美しい夕景

次に訪れたのは糸島の定番スポット「二見ヶ浦」。海に浮かぶ2つの岩「夫婦岩」をつなぐ大きな注連縄(しめなわ)は、糸島の象徴的な景観です。特に夕方が美しいと聞いていましたが、まだ日が高い時間だったため、青い空と海のコントラストを楽しみました。

ここでは写真撮影をしながらゆっくりとした時間を過ごし、志賀島へ向かいます。

二見ヶ浦


志賀島:歴史と自然のドライブコース

志賀島では、車を走らせながら島内を巡りました。志賀島は金印が発見された歴史的な場所でもあり、美しい海岸線と豊かな自然が魅力です。海沿いを走るドライブは最高で、潮風を感じながら、心がリフレッシュされるひとときでした。

志賀島


夕食:博多ラーメン「ShinShin」で締めくくり

1日の締めくくりは福岡市博多で、地元でも有名な「博多ラーメンShinShin」で夕食。豚骨スープの香りが漂う店内で、定番の「ラーメン」と「替え玉」を楽しみました。濃厚でコクのあるスープと細麺の絶妙な組み合わせは、旅の疲れを忘れさせてくれる一杯でした。

豚骨ラーメン



おわりに

1日目は、さんふらわあフェリーでの船旅から始まり、糸島の自然や名所、そして福岡のグルメを満喫する濃密な1日となりました。2日目もまた、九州の魅力を存分に楽しむ旅が続きます。